ヘンゼルとグレーテル|お菓子の家と、森を抜ける兄妹の知恵|FT055
※ ぬりえの PDF を無料でダウンロードできます。 森の道が開けた先に、食べられる家が建っていたら、どんな気持ちになるでしょう。パンでできた壁、菓子を重ねた屋根、砂糖の窓。空腹の兄妹が見上げる家は、思わず近づきたくなる魅力に満ちています。 「ヘンゼルとグレーテル」は、そんな忘れがたい一軒の家が登場するグリム童話です。 けれども、この物語は甘いお菓子の夢だけでは終わりません。帰り道を失う不安、親切そうに見える相手の危険、困難の中で働く知恵が重なっています。 今回のぬりえでは、兄妹がまだ戸口に入る前、森の ...
コッツウォルズの石造村を歩くブリティッシュショートヘア|CAT001
※ ぬりえの PDF を無料でダウンロードできます。 低い石垣に沿って続く小道。その向こうには、石を積んだ家の壁と傾斜のある屋根が重なっています。今回の「猫のいる風景100選」は、イギリスのコッツウォルズを背景にしたブリティッシュショートヘアです。丸い顔としっかりした体つきの猫が、村の小道をゆっくり歩く姿を題材にしました。 猫だけを大きく切り取るのではなく、足元の石や家々まで一緒に見ると、動物の姿と土地の特徴が結びつきます。猫の柔らかな輪郭と、建物の直線。その違いが、穏やかな場面に小さな動きを生み出しま ...
楔形文字と都市文明|粘土板に刻まれた、ウルクの暮らし|WHS001
※ ぬりえの PDF を無料でダウンロードできます。 文字の始まりと聞くと、王の言葉や神話を書き残す場面を思い浮かべるかもしれません。 けれども、古代メソポタミアで残された初期の記録には、穀物や家畜などを数え、管理するためのものが多くあります。壮大な物語より先に、人々の暮らしを支える品物の記録が、文字の発達を後押ししたのです。 今回の舞台は、紀元前3200年頃のメソポタミア南部。現在のイラク南部にあたるこの地域では、ウルクをはじめとする都市が成長していました。粘土板に向かう書記、運ばれる穀物、日干しれん ...
ロトルアのポフツ間欠泉と地熱の台地|白い湯けむりが伝える大地の営み|WLOS032
※ ぬりえの PDF を無料でダウンロードできます。 淡い色の岩棚の向こうから、湯が空へ向かって噴き上がります。細く立ち上がる水の柱と、その周囲に広がる白い湯けむり。背後の木々が見えたり隠れたりする景色には、山や湖の眺めとは違う、動き続ける風景のおもしろさがあります。 ニュージーランド北島のロトルアにあるポフツ間欠泉は、テ・プイアを代表する地熱の見どころです。 名称はマオリ語の表記で「Pōhutu」。ファカレワレワ地熱谷の一角で、湯の噴出と、それを囲む岩棚が印象的な景観をつくっています。 勢いよく噴き上 ...
カンタベリーの川辺|グレート・ストゥール川が映す、家並みと手仕事の歴史タイトル|WLU008
※ ぬりえの PDF を無料でダウンロードできます。 白い壁に木組みが浮かぶ家々と、その足元を流れる細い川。 カンタベリーのグレート・ストゥール川沿いには、大聖堂の壮大さとは違う、暮らしに近い古都の表情があります。窓や屋根の線が水面に揺れ、建物の間を流れが抜けていく景色は、街と川が長く寄り添ってきたことを感じさせます。 ここはイングランド南東部、ケントの歴史都市です。大聖堂を目指す旅で知られるカンタベリーですが、その発展を考えるとき、川も欠かせません。 水を利用する仕事、街をつなぐ橋、川岸の庭園。それぞ ...
タリン市庁舎とラエコヤ広場|商人の街に息づく自治の記憶|WLES001
※ ぬりえの PDF を無料でダウンロードできます。 エストニアの首都タリン。その旧市街の中心に、石畳に囲まれたラエコヤ広場があります。 広場に面して立つのは、長い屋根と細い塔が目を引くタリン市庁舎です。商家の屋根が連なる街並みの中で、塔はひときわ高く空へ伸び、地上ではアーチの並ぶ回廊が建物の足元を形づくっています。 この風景は、中世の建物が残る美しい広場というだけではありません。市場での取引、市を治める人々の話し合い、危険を知らせる鐘。市庁舎と広場には、都市で暮らすためのさまざまな働きが集まっていまし ...
ヌメアの港町を歩く猫|ヤシ並木と海辺の暮らしを訪ねて|CAT100
※ ぬりえの PDF を無料でダウンロードできます。 ヤシの葉が広がる道を、一匹の猫が歩いていきます。足もとには舗装の継ぎ目が続き、海側には船の細いマスト。木の柱が並ぶ家のベランダと、水面のひらけた明るさが、猫の小さな姿を包んでいます。 今回のぬりえは、ニューカレドニアのヌメアを題材にした「港町の並木道で歩く島の猫」です。 ヌメアは、海と街の距離が近い都市です。湾ごとに異なる表情があり、港、住宅地、散歩道をたどると、南太平洋の風景のなかに日々の暮らしが見えてきます。 猫を主役に眺めれば、壮大な眺望だけで ...
チャールストンのレインボー・ロウ|色とりどりの家並みに残る港町の記憶|WLAM012
※ ぬりえの PDF を無料でダウンロードできます。 淡い色の壁が並び、その上に高さの違う屋根や煙突が重なる。アメリカ南東部、サウスカロライナ州のチャールストンにあるレインボー・ロウは、街の歴史を身近に感じられる家並みです。 遠くからは一続きの風景に見えますが、近づくと窓の数や建物の幅が違い、一軒ずつの個性が浮かび上がります。 名前から、最初から色をそろえて計画された街区を想像するかもしれません。しかし、その背景にあるのは、港の商業、建物の衰退、そして古い家を住まいとして再生した人々の取り組みです。 色 ...
収穫の喜びを囲む笑顔|太平洋の島々を思う、踊りと食事のひととき|SML100
※ ぬりえの PDF を無料でダウンロードできます。 長いテーブルに料理が並び、隣の人と顔を見合わせて笑う。少し離れた場所では、音楽に合わせて体を動かす人がいて、その様子を座って楽しむ人もいます。 今回のぬりえは、「収穫祭で踊りと食事を楽しむ村の人々」。食べ物が実った喜びを、誰かと一緒に味わう時間が主役です。 舞台のイメージは、太平洋の島々。 太平洋には多様な文化があり、食事や踊り、収穫を祝う習慣をひとつの形で表すことはできません。この図案と掲載イラストは、特定の村や祭礼を再現したものではなく、収穫と人 ...
ローテンブルクのプレーンライン|二つの道と門塔がつくる、小さな街角の物語|WLG090
※ ぬりえの PDF を無料でダウンロードできます。 石畳の道の先に、三角屋根の小さな木組みの家が立っています。その左には時計を備えた高い塔、右には坂の下に見えるもうひとつの門塔。家々の屋根と二本の道が重なり、奥へ進むほど景色がほどけていくような街角です。 ここは、ドイツ南部のローテンブルク・オプ・デア・タウバーにあるプレーンライン。バイエルン州の歴史ある町を代表する景観として知られ、ロマンティック街道を紹介する写真でも親しまれています。 細い木材が壁面を区切る家と、石造りの門塔の組み合わせが印象に残る ...
ジャイアントパンダ|竹を持つ前足から山の森を知る|HUA075
※ ぬりえの PDF を無料でダウンロードできます。 丸い耳と目の周りの模様、ふっくらとした頬。ジャイアントパンダの姿は、ひと目でそれと分かります。 けれど、竹を食べている写真をゆっくり見ると、顔以外にも面白いところがあります。前足で茎を支え、口元へ引き寄せ、葉や茎を少しずつ扱う動きです。親しみ深い姿の中に、竹を主食とする暮らしの工夫が隠れています。 今回は、ジャイアントパンダがモチーフです。竹を抱えて食べる一頭を正面に近い角度から捉えた姿。 頭の横へ上げた前足と、体の前を横切るもう一方の前足が、一本の ...
海岸線を走る観光列車|リゾートしらかみと日本海の風景|VEH003
※ ぬりえの PDF を無料でダウンロードできます。 大きく開けた海を背景に、四両の列車が橋を渡っていきます。 足元には家々の屋根と木々が重なり、遠くにはまっすぐな水平線。海沿いの鉄道は、乗り物の姿だけでなく、その土地の暮らしや地形まで一緒に見せてくれます。 「乗り物100選」の第3景は、海岸線を走る観光列車です。 今回のぬりえは、秋田県の五能線、岩館駅とあきた白神駅の間にある第二小入川橋梁を渡る「リゾートしらかみ」の実写写真をもとに制作しました。 写真に写るのは「青池」編成。日本海を背にした実際の配置 ...
コッツウォルズの石造村を歩くコーギー|小さな牧畜犬とイギリスの風景|DOG001
※ ぬりえの PDF を無料でダウンロードできます。 石造りの家が並ぶ小道を、短い脚の犬が歩いていきます。 立ち上がった耳と、少し先を見つめる顔。低い石垣のそばにコーギーがいると、家並みだけを眺めるときとは違う、地面に近い目線の風景が見えてきます。 今回の「犬のいる風景100選」は、イギリスのコッツウォルズを背景にしたウェルシュ・コーギー・ペンブロークです。 犬種のふるさとはウェールズ、背景となる地方はイングランドにあり、同じ場所ではありません。それぞれが育んできた暮らしの姿を知ると、この組み合わせにも ...
ポルト旧市街とドウロ川、ルイス1世橋|川の両岸をつなぐ、坂の街の風景|WLPG001
※ ぬりえの PDF を無料でダウンロードできます。 川辺に並ぶ細長い家々の屋根が、斜面を上るように重なっています。その隣では、大きな鉄のアーチがドウロ川をまたぎ、対岸へ向かって伸びています。 ポルトの旧市街とルイス一世橋。建物の集まりと橋の曲線を一緒に眺めると、川とともに育ってきた街の姿が見えてきます。 ポルトは、ポルトガル北部を代表する都市です。 今回の「世界の100景/ポルトガル」では、川を隔てたヴィラ・ノーヴァ・デ・ガイア側から、橋と旧市街を望む風景を取り上げます。 川岸の家並みから丘の上の建物 ...
アムステルダムの運河地区|水辺の家並みが語る、街と暮らしの歴史|WLNT001
※ ぬりえの PDF を無料でダウンロードできます。 運河に沿って、背の高い家が肩を並べるアムステルダム。 階段のような屋根の輪郭、白い窓枠、岸辺の並木、橋の欄干に寄り添う自転車。よく知られたこの景色には、建物をひとつずつ見る楽しさと、水路の奥へ視線が続いていく広がりがあります。水面に映る家並みまで含めて、街の表情がつくられているようです。 けれども、運河は美しい眺めのためだけに掘られたものではありません。 湿った土地で暮らすための水の管理、船による移動、人口が増える街の拡張。それぞれの必要が結びつき、 ...
ウェストミンスター宮殿とビックベン|テムズ川辺の議会と鐘の歴史|WLU001
※ ぬりえの PDF を無料でダウンロードできます。 テムズ川の向こうに長く続く石造りの建物と、大きな時計を掲げた塔。 ロンドンを代表するこの眺めの主役は、英国議会が置かれるウェストミンスター宮殿です。尖塔や細長い窓には中世を思わせる姿が見られますが、現在の宮殿の大部分は十九世紀に建て直されました。 古い建物を受け継ぎながら、議会のための新しい空間をつくった場所でもあります。今回は、川沿いの外観を題材にしたぬりえとともに、宮殿と「ビックベン」の歴史をたどります。 火災のあとに築かれた、議会のための宮殿 ...















